宅配弁当の「R」を展開96年1月から寿司を実験的に宅配している。
4月からはコロッケ、エビフライ、サーモンフライ、とんかつなどの揚げものの実験店を武蔵境に出店している。
また、関連会社では串焼きテイクアウト店「K」、串焼きディナーレストラン「Y」、居酒屋「I」を展開。
通信販売をしている会社もある。
また、商品に関しては国産チキンを餌の段階から変える「ハーブ鶏」、和風フライドチキン「爆」などを開発した。
こういった対応はNKにのみ目立つわけではないのだ。
ところで、ファーストフードとコーヒーチェーンは競合するだろうか。
特定の地域については競合する。
都心である。
都心のファーストフードはビジネスマンやOLがコーヒーを飲むために来店することが少なくない。
ところが、ここにきてDコーヒーなどのコーヒーチェーンが都心で除々に店を出している。
都心のKFでこれまで使っていた紙コップをやめ、陶器のコップやグラスに切りかえたのは、コーヒーチェーンとの競合に生き残るためだ。
Mも同様の対応をしている。
FやBが従来より品質の高いコーヒーを売るようになったのも同じ事情による。
CVSはその名の通り便利さを売り物にしている。
立地のコンビニ住宅近くや通勤・通学路、オフィス近くに出店時間のコンビニ365日営業。
多くは24時間営業品揃えのコンビニ身の回り品を揃えておくおもにこの3つのコンピニエンスを実現している。
CVS業界の市場規模は9兆円とそれほど大きくない。
それなのに、外食産業はなぜCVSを脅威に感じているのか。
一つは大手のシェアが高いからである。
SーI、R、F3社で店舗数の約5割を占め、大手10社で約8割を占める。
その大手の商品開発力、情報システム、物流システムがきわめて高度なのだ。
弁当やおにぎり、サンドイッチ、惣菜、パンなど品質アップを心がけ鮮度の高いものを販売している。
弁当、おにぎり類は製造時間から24時間経つと廃棄する。
牛乳は72時間だ。
しかも、弁当、おにぎり、パン、惣菜類は1日3回配送しているのだ。
30坪で1日66万円売るコンビニ大手もう一つは他の業界との競争である。
百貨店、スーパー、CVS(コンビニエンスストア)などの流通、食材宅配など中食との競合が主だ。
なかでも、いま外食産業が最も脅威に感じているのがCVSだ。
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